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創業79年

素材にこだわり、責任を持つ。

工業既製品でない、昔ながらの草履製造のスタイルを貫いています。
完成品ではなく素材を在庫し、注文ごとに仕上げます。

79
草履製造の実績
1足〜
最小ロット
81以上
掲載製品
13以上
掲載素材
素材在庫と作業スペースの全景

素材から仕上げるから、1足から断らない

神部商店は、完成品の状態で在庫を持ちません。天然皮革・織物・帆布などの素材をそのまま手元に置き、注文が入ってから仕上げる体制をとっています。

この作り方には理由があります。完成品の状態で大量に抱えると、素材の組み合わせが固定されてしまいます。「この素材×このサイズ×この花緒」でなければ対応できない、という状況が生まれる。神部商店が避けたかったのはそこです。素材を起点に持つことで、1足からでも対応できる。サイズの組み合わせも、素材の指定も、注文ごとに考えることができます。

ロットの最低単位は1足です。他社が「50足から」と断る案件でも、当店は受けます。それが可能なのは、体制の工夫ではなく、在庫の持ち方そのものの違いです。

素材・色の見本カードが並ぶ作業台

鼻緒の調節で、サイズ問題を解決する

防寒草履・雨草履はフリーサイズで対応しています。これは「どんなサイズにも合う」という意味ではなく、鼻緒の調節によって個々の足に合わせるという意味です。

草履は靴と違い、鼻緒の締め具合でフィット感が変わります。24センチの足には少し緩めに、24.5センチの足にはもう少し詰めて。この調節を神部商店が仕上げ時に行うため、バイヤー側が複数サイズの在庫を抱える必要がありません。

一般草履については、28センチ(9寸)を超える特大サイズにも対応しています。力士用の製作実績が長年あり、規格外のサイズ対応は当店の得意とするところです。「大きすぎて断られた」という問い合わせは、まず相談してください。

底材がサイズ別に棚に並ぶ
底材棚の側面
底材の並び
底材棚クローズアップ
各種素材・柄の鼻緒が吊り下げられている様子

素材は本物を使う

シャークスキンはヨシキリサメの革、クロコダイルは本物のワニ革、アザラシは北欧産一級革を使っています。類似品や合成素材での代替はしません。

なぜそこにこだわるのか。代表の神部が長年かけて形成してきた仕入れルートと目利きがあるからです。素材の良し悪しは、仕上がった草履に直接出ます。天然素材にこだわるのは、「人間の手が入ったもの、あるいは天然の素材」を基準に商売してきた、創業以来の姿勢そのものです。

一方でペットボトル再生繊維(京都西陣織の手機技法で織り上げた100%リサイクルPET)も扱っています。水に強く、中性洗剤で水拭きができる実用性があり、天然素材の代替ではなく、用途が異なる選択肢として位置づけています。

素材の一覧と品番ごとの構成は、製品ページに記載しています。問い合わせの前に確認しておくと、やりとりが早くなります。

台に使うコルク

草履の台(底の芯材)にはコルクを中心に使っています。軽く、弾力があり、足なじみがいい。それが理由です。

コルクは質によって仕上がりが変わります。密度が低いものは形が崩れやすく、長く使ってもらえない。安く仕入れようと思えばいくらでもできますが、そこは変えていません。写真は仕入れたコルク台をサイズ別に箱へ整理したものです。注文が入れば取り出して使う。こういう部分を丁寧にしていないと、仕立てに入るときに困ります。

コルク台がサイズ別に箱へ整理された状態
コルク台のクローズアップ
素材別に整理された在庫棚

上代は設定していない

神部商店は希望小売価格を定めていません。卸値は個別見積もりとさせていただきます。

これは価格戦略の放棄ではなく、意図的な選択です。各地域・各店舗のブランドポジションや客層は異なります。同じ草履でも、百貨店の外商顧客向けと、地方の呉服専門店向けでは、適切な売価は違う。それを一律に決めることに意味がないと考えています。

バイヤーが自店の判断で価格を設定できる体制を維持することが、長期的な取引関係を作ると考えています。

天然素材の確認作業

コミュニケーションは電話・メール、FAXで。

問い合わせに対しては代表が直接対応します。メールでのお問い合わせは2〜3営業日以内に返信します。急ぎの相談や仕様変更の確認は、電話で直接お話も可能です。

「お友達みたいな感じで商売してる」と代表の神部は言います。大手メーカーのような事務的な発注フローはありません。「こういう要件なんだけどできる?」という段階から相談を受け付けます。

細かい事務指定や証拠を残したいやりとりには、FAXも使えます。百貨店の催事などで事務処理が詳細な場合でも安心してお任せください。

S・M・L・LLサイズ別に整理された底材の棚

長年の製造実績

創業は昭和23年(1948年)。草履の製造一筋で、問屋・百貨店・呉服専門店・個人と、さまざまな商流での取引を積み重ねてきました。神社仏閣や官公庁からの制作依頼にもお応えしています。

窓口は代表への直通で、判断が速い。「代表に聞く」が、すべての確認の最短ルートです。

取引条件の詳細・下代の問い合わせは「取引について」のページ、または直接お問い合わせください。

底板の数量を確認しながら伝票を書く手元

ご質問やお問い合わせ

取引可否・ロット・納期の確認は、業務相談から開始できます。

お電話でのお問い合わせ

03-3874-4059

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